社長 新年あいさつ

明けましておめでとうございます。
旧年中は、大変お世話になり、まことにありがとうございました。

昨年は、12月16日に第46回衆議員選挙が行なわれ、自民党294議席、公明党31議席、合わせて325議席を獲得し自公の圧勝となりました。反対に、民主党は5７議席にとどまり、前回より173議席を失うという大敗に終わりました。
26日に誕生した自民党の安倍新政権では、デフレ脱却を最優先課題に位置付け、日本経済の再生に政治主導で取り組む方針です。公共事業の追加を柱とする大型の2012年度補正予算の編成に着手するとともに、日銀と政策協定を結び、消費者物価上昇率で2％の物価目標を設け、大胆な金融緩和により企業の活力を引き出す成長戦略で3％以上の名目成長率を目指すとしています。
3年前の民主党政権での「コンクリートから人へ」の政策のもと大変厳しい状況下にあった我々建設業界にとって、これから先、新政権のもと明るい兆しが見え、だんだんと景気が回復し、良い方向に向かうことを期待します。

富士市に目を向けますと、昨年からの大手企業の生産縮小や海外工場への移転などが明らかになり、産業都市富士市にとって今後のあり方が問われている中、若い世代が永く暮らし、働ける都市に向けて「都市活力再生ビジョン」を市は策定しておりますが、危機感とスピード感を持って、目標を実現する為の4つの戦略、11のプロジェクト、50の取り組みを実施していただきたいと思っています。

社内におきましては、昨年 平成24年度治山・林道等コンクールにおきまして、静岡県富士農林事務所様より受注しました「集落間林道整備大渕線1工区工事」が公益社団法人静岡県山林協会様より会長賞をいただき、合わせて全国コンクールへの推薦をいただき、その結果、第28回民有林林道工事コンクールの部で農林水産大臣賞を受賞するに至りました。この事は、大変に名誉なことであり、今後も発注者の皆様から「井出組に仕事を任せてよかった」と言われるような環境に配慮した品質の良い仕事を心がけたいと思っております。

今年も大変厳しい年になるかと思いますが、中期経営計画をもう一度再確認をして、経営ビジョン、経営戦略のもと社員全員で今期の目標達成に向けて全力で取り組んでいく所存でございます。
皆様のご指導、ご協力を心よりお願い致しまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。

平成25年元旦
代表取締役　井出　勇次