社長新年挨拶2018年
明けましておめでとうございます。
旧年中は、大変お世話になり、誠にありがとうございました。
昨年の日本経済は、個人消費の底打ち感はあるものの、微少の好調で雲が晴れないような踊り場状態にありましたが、東京オリンピック、リニアモーターカーの乗り入れ等の大型建設投資の進捗等を支えに緩やかに回復の兆しが見えて来ました。
私ども井出組においては、新環境クリーンセンター建設工事をはじめとする大型工事の受注、施工がありましたが、工期や原価、施工環境など従来の延長線の考え方や常識では通用しない状況が生じています。これまでの発想や物の見方を大きく方向転換しないと大変な事態に陥いてしまいます。
しかしながら、新しい変化や危機に直面しても臆することなく、むしろこの状況をチャンスと捉え、井出組の「技術」に裏打ちされたモノづくりによる新たな価値の創造に努めてまいります。これまでの仕事のやり方に埋没していないか、限られた時間の中で本当に価値ある仕事をしているか、といった視点で仕事を見つめ直し、「技術力と創造力を発揮し、強固な基盤を持った会社を構築する」という経営ビジョンを常に心に刻みながら取り組んでいく成長する組織をめざしていきたいと考えています。
そして、成長に必要なものは、「明確な目標」を持つことです。会社はもちろん社員一人ひとりが成長していくために、何をしなければならないか、何を変えなければならないかを明確にし、全員が同じ方向に向かって進んでいることを実感できる組織運営を心がけていきます。
今年は、まさに井出組の真価が問われる年となります。
この1年が正念場であると心得て、私も社長として、企業体質の強化に精一杯努力する所存ですので、皆様のご支援とご協力をお願いします。
本年も井出組に関係するすべての皆様にとって、良い年になりますことを願って新年のご挨拶いたします。
平成30年 元旦
代表取締役 井出 勇次
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